ロコイドとは?




ロコイドは皮膚の炎症を抑えるとても弱いステロイドです。

乾癬、皮膚炎、湿疹などの症状に使用され、
かゆみや炎症を抑えてくれます。

ただし対症療法であり、
疾患自体を治療するものではありません。



ステロイドは強さが5段階に分かれます

ロコイドの強さは「4」中程度のmediumです。
穏やかな働きですので、赤ちゃんや子供、顔などにも使えます。

ただしステロイドには変わりありませんから、長期の使用はおすすめできません。
医師の指示どおり使用しましょう。

そしてロコイドも薬ですから副作用があります。
すべての方に起こる症状ではありませんが、もし症状を感じたら使用をやめましょう。

ロコイドの副作用は以下の通りです。

ロコイドの副作用

・刺激感、発赤、発疹、かゆみ(過敏症)

・シワ、皮膚の萎縮、皮膚が赤くなったり茶色に変色する、
 肌荒れ、にきび(ステロイド皮膚症)・・・長期間使用した場合

・水ぶくれ、はれもの、発赤、
 できもの(真菌や細菌、ウイルスなどに感染しやすくなる)・・・長期間使用した場合

※真菌とは?
カンジダ症、たむし、水虫など
・副腎のはたらきが弱まる
   長期間使用した場合には皮膚吸収により全身作用が現れるケースがあります。

また、上記以外に稀に「頭痛」「緑内障」「白内障」「吐き気」などの症状が出ることがあります。



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